マイナス金利で不動産市場が変わる?
日本銀行が発表したマイナス金利導入はなかなかの衝撃でしたね。 これによって不動産業界が最も注目されそうです。
というのも、既にマイナス金利を導入しているヨーロッバでは、国債の長期金利も低下しているとのことですので、恐らく日本もこれに習って過去最低水準を記録していくでしょうね。
報道によると、10年国債が一時マイナスに転じたとも報じられていますし、もしもこのマイナス金利が続くようであれば、お金を借りた側が利息をもらえるという世にも不思議な事態へと発展します。
とはいえ、このようなマイナス金利においては、住宅ローンの金利も下がる傾向がありますし、これによって消費者の購買や投資意欲が湧き、不動産市場はこれから、あまり言葉としては使いたくはありませんが、「バブル」を迎えるかもしれません。
しかし、住宅ローンにおいてはいい方向へと向かうとは思われますが、反面デメリットもあり、銀行や保険会社の資産運用が難しくなってきて、収益を安定させることができないということになります。
現に、大手メガバンクでは、定期金利を引き下げたようですし、噂では引き落とし手数料もアップするのではないかなんて言われています。 (大した金利もつけないくせに、預けた金額を下ろすのに手数料を取るのもいかがなものかと思いますけどね・・・。)
とはいえ、不動産の購入とう一面だけを見れば、ひょっとするとこの1年が不動産購入の最良期なのかもしれませんね。
2017年4月には消費税が8%~10%へと増税されますから、それまでに購入することが最善なのかもしれません。
とはいえ、気をつけたおきたいのは、住宅を購入したとしても消費税のタイミングは、あくまでも引き渡し時期になるということだけは覚えておいてくださいね。
今、不動産を購入し契約したとしても、その不動産の引き渡しが2017年3月31日以降であれば、消費税は10%が適用されますからね。