株式会社デュアルタップのマンショントリビア

マンションに関する雑学や豆知識などを紹介していきたいと思います。株式会社デュアルタップ

10月の首都圏マンション発売戸数

不動産経済研究所が日発表した10月のマンション市場動向調査によれば、首都圏の新築マンション発売戸数は前年同月比29.5%減の2007戸だったようで、2カ月連続で大きく減ったのだそうで、さらに10月としては調査を開始した1973年以来で最低となったのだとか。

これは、台風19号の上陸などで週末を中心に集客ができなかったことが響いたとみられているようで、台風の影響で「1~2週間ほど販売を後ろにずらした物件が複数みられた」のだそうですね。

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1戸あたりの平均価格は5992万円と前年同月に比べ58万円(1.0%)上昇し、1平方メートルあたりの単価も91.4万円と同2.6万円(2.9%)上昇しているようですが、消費税10%の影響もあったのではないでしょうかね?

しかし、10月に消費税が10%にアップした影響って、意外に大きいと思いませんか? 個人的にも、10月以前と以後では、なんだか世界が大きく変化したように感じられ、身の回りだけでなく、あらゆるところでマイナスなイメージしかありません。

初めて消費税が導入されたインパクトや8%に上がったときよりも、2%のインパクトは薄いので大きな変化はないだろうと思っていたのですが、やはり消費税10%という重みは、数字的にも理解しやすいうえ、軽減税率の複雑さも手伝って、あまり消費行動を起こそうという気が薄れてしまいましたよね。

なんだかポイント還元についてもいまいち、騙されてる感ありますしね。

逆に言えば、これまで無駄に出費していたものが、10%になったということで抑制が効くようになったので、貯蓄という意味では、無駄に出費することなく、良かったこともあるかもしれませんね。

とはいえ、貯蓄だけでは、お金は増えませんし、投資ということも考えてみてもいいかもしれませんね。