マンションの管理費・補修積立金

マンション管理費の相場についてなのですが、国土交通省がまとめた「平成25年マンション総合調査」によると、全国で平均すると、おおむね9,000円～12,000円ぐらいの間で推移しそうです。

中には、管理費の他にも修繕積立金のかかる場合もありますから、ひょっとすると合わせると2万円前後を支払っている方々が一番多いのかもしれませんね。

多くの人は、この管理費や修繕積立金は安いほうがいいと考思うでしょうし、できれば安いに越したことはありませんし、物件を比較したときにこの管理費や修繕積立金の安い方を選んだりしていませんか？

実はコレ、安ければいいというものではないのですよ。

というのも、管理費や修繕積立金が一体何に使われているのかを考えなければ、一概にその物件がいいのか悪いのかわからないからです。

そもそもざっくりと管理費と修繕積立金の使い方を分けてみると、管理費は主にエレベーターの点検や共用部分の清掃・管理、管理人さんの賃金など日々の業務に使われていることが多く、修繕積立金の場合は 、外壁の補修工事であったり、屋上の防水工事などの建物のメンテナンスに使われることが多いです。

ですので、安ければいいというものでもなく、管理費と修繕積立金が一体何に使われているのかをしっかりと確認しておくことが大切なのです。

安いからといって、建物のエレベーター補修が疎かであったり、蛍光灯が切れっぱなしなんてことは嫌でしょう？