株式会社デュアルタップのマンショントリビア

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元利均等返済と元金均等返済

住宅ローンの支払方法ととして「元利均等返済」「元金均等返済」があります。 支払いについては、このうちのどちらかを選択することになるのですが、一般的には「元利均等返済」を利用することが多くなっています。

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元利均等返済と元金均等返済の違い

まず「元利均等返済」は、毎月の支払額が一定となっていて、支払った額の内訳は「元金+利息」となっていて、支払当初は、内訳の「利息」が多くなっており、支払い続けるうちに、その「利息」が少しづつ減っていく形になります。

毎月の支払が10万円の場合「元金+利息」

1回目:90,000円 + 10,000円 2回目:91,000円 + 9,000円 ・ ・ 10回目:98,000円 + 2,000円

ちょっと乱暴な見本となりましたが、つまりは1回目の支払い時の「利息」が一番高く、支払っていくごとに「利息」分の支払が減っていき、その分が「元金」に充てられるというものです。

さて他方の「元金均等返済」の場合は、毎月一定額の「元金」が減っていくという方法で、毎月の支払いは、「定額の返済額 + 利息」ということになります。

ですので、毎月の支払いは、その月ごとに変わりますが、「元金」の返済額が一定ということもあり、残りの返済額を把握しやすくなります。 また、最終的の支払額は「元金均等返済」の小さくなりますので、一見「元金均等返済」のほうがお得のような気がするのですが、なにぶん支払額が毎月変動し、わかりづらくなることもあり「元利均等返済」が一般的に選ばれるのかもしれませんね。