バルコニーとベランダの違い
ベランダとバルコニーの違いって知っていますか?
よくある間違いとしては、その広さによって「ベランダ」と「バルコニー」の違いを区別している方たちもいらっしゃるようですが、実はこの2つの違いはその大きさではなく、「屋根」があるか、ないかなのです。
wikiによると、 ベランダは、
ベランダ(ポルトガル語: Veranda、verandah)は、家屋の母屋から外接して張り出した部分で、縁や柵で囲まれることがあり庇や軒下に収まるもの、屋根がかかっているものをいう。
バルコニーは、
バルコニー (balcony)は、一般に建物の外部壁面部分に張り出した手すりつきのスペースのことである。イタリア語のbalconeに由来する。
となっています。
とはいえ、不動産の広告においては、この2つに明確な基準はなく曖昧になっていることが多く、この2つ以外にもルーフバルコニーやテラスという言葉も出てきて、なかなか判断が難しいですよね。
まぁ、簡単にいえば、ルーフバルコニーは、マンションの最上階などでよく見かける、下の階の住戸の屋上部分を使用したバルコニーのことで、通常であれば、一般的なバルコニーよりも広い空間のことが多いですね。
テラスはというと、語源は古フランス語で盛り土を意味する語に由来しており「大地、高台、段丘、棚状の場所」などを指す言葉となっていて、住宅の場合のテラスは、建物の外部で地面より一段高くなっているスペースのことを指します。 イメージとしては、なんとなくレンガが敷かれているという感じですかね。
しかし、よくよく考えてみると、一般的なマンションでのベランダって、屋根というよりも階上のベランダを屋根代わりにしているので、バルコニーが上下に重なり屋根となっているという風にも受け取れますので、先の不動産広告もあながち間違いとは言えないのかも知れませんね。