株式会社デュアルタップのマンショントリビア

マンションに関する雑学や豆知識などを紹介していきたいと思います。株式会社デュアルタップ

デザイナーズマンションのイメージ

マイナビ賃貸に面白いアンケートが掲載されていました。 「デザイナーズマンションと聞いてどんなことをイメージするか」というアンケートで、全国の男女300人に聞いたそうです。

【質問】
デザイナーズマンションと聞いてイメージすることは何ですか?
【回答数】

第1位・・・おしゃれな生活ができそう:34.3%(103)
第2位・・・家賃が高そう:22.3%(67)
第3位・・・間取りが個性的:13.3%(40)
第4位・・・コンクリート打ちっぱなし:11.7%(35)
第5位・・・掃除がしづらそう:8.0%(24)
第6位・・・友達に自慢できる:3.0%(9)
第7位・・・最新の設備が整っていそう:2.7%(8)
第8位・・・その他:2.0%(6)
第9位・・・バスルームがガラス張り:1.3%(4)
第10位・・・良い出会いがありそう:1.0%(3)
※10位以下は省略
マイナビ賃貸調べ)

結果を見ると、まぁ、なんとなくわかる気がしますね。 意外なのは、第5位の「掃除がしづらそう」と第10位の「良い出会いがありそう」というところですかね。

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ちなみにいまでこそ「デザイナーズマンション」という言葉は認知されていますが、その定義を知っている人っていますかね?

実のところ、ここまで認知度の高い「デザイナーズマンション」、きちんとした定義なんてないのです!!

ある人にとっては「個人住宅を扱う建築家によって設計されたオーダーメードのマンション」であったり、「有名な建築デザイナーが設計したこだわりのマンション」であったり、「間接照明を入れればデザイナーズマンションだ」なんていう大雑把なものもあります。

本来、デザインというものは見た目だけでなく、建築においては、機能的かつ人口工学に基づいたものであるべきなのですが、どうもこの「デザイナーズマンション」の捉えられ方は、ただ見た目がカッコイイだとか、変わっているという部分に重点がおかれており、そもそも毎日の生活の中での機能性をないがしろにされたものがあったりします。

まぁ、しかしここ近年で作られているマンションは、そのほとんどはデザイナーズマンションといっていいような気がしますし、「デザイナーズマンション」であることが当たり前になってきているような気がしますね。

中には見た目だけが奇抜というだけのデザイナーズマンションなんてのも見かけますが、個人的な見解で言えば、あれは見た目の変わったマンションなだけで、機能や人口工学には基づいて作られたものではないのではないかと思いますね。